2021.11.25
1分で出来る!枡の簡単お手入れ方法
枡をもらったは良いものの、そのまま使って良いのか、不安になりますよね。
今回は枡を使う前と使った後、そして長持ちさせるためのお手入れ方法をご紹介いたします!
あなたのちょっとした気遣いが長持ちにつながります。
1.枡のお手入れ方法のポイントは3つだけ!
枡のお手入れに気を付けることは、以下のたった3点です。
1.ご使用後は、「すぐ水洗い、すぐ自然乾燥」
2.外側を(あまり)濡らさない
3.水に浸さない
以上の3点を守っていただければ、枡を長くお使いいただくことも可能になります。
それでは、もう少し詳しく知りたい方のために、メンテナンス方法を詳しく解説していきます!
ご使用前・ご使用後のお手入れ、保管方法、加工別のお手入れ方法などを解説させていただきます。
2.ご使用の流れに沿って、詳しく解説します!
2 – 1. ご使用前
枡の原材料であるヒノキには殺菌作用があり、衛生的に生産されておりますので、そのままご使用いただけます。
ですが、そのままの使用は心配だという方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、ご家庭にある乾いた布巾などで、簡単に枡の内側を拭いてください。
さらに、水洗いをされる際は、枡の内側と飲み口を水でさっと洗い流してください。
すすぎ終わったら、しっかり水気を切ってください。
《 注意点 》
※ 漏れの原因となりますため、お控えください。
外側を濡らしすぎると、木が過剰に水分を吸収し、膨張するので、底板の間に「隙間」ができてしまいます!
2 – 2. ご使用後
枡のご使用後は、なるべく早く 枡の内側と飲み口を水でさっと洗い流してください。
※外側を洗いすぎないようにするのがポイントです!
そして、軽く水を切って、底を上にして自然乾燥させます。
食洗器のご使用はご遠慮ください。
※急激に乾燥させることで、割れ・ヤニ・漏れの原因となります。
2 – 3. 保管方法
洗浄後は、「湿気の少ない暗所」での保管をおすすめします。
高温多湿な場所や、直射日光にさらすと、割れ・ヤニ・漏れの原因となります。
乾燥しきらないまま風通しの悪い食器棚に戻すと、カビや変形の原因となりますので、しっかりと乾燥させてあげましょう。
2 – 4. 使える洗剤
水洗いだけでは、洗い足りない気がする方は、
塩や重曹で直接こすりつけるように洗い、水ですすいでください。
塩や重曹は口に入れても安全で、ヒノキの香りも損なわないので、洗い足りない場合にご検討ください。
2 – 5. ウレタン加工された枡
弊社の枡の中には、ウレタンでコーティング加工された枡があります。
ウレタンでコーティングされた枡は、洗剤を使い、スポンジでやさしく洗うことができます。
無垢の状態より、長期間のご使用が可能です。
また、塗り加工を施しているため、撥水性があります。 食器として使っても色味が枡に残らないようになっています。
とっても便利なウレタン加工の枡ですが、いくつか注意点がございます。
※ 洗剤で洗うことができますが、食器洗浄機での使用は推奨いたしません。
(温度が60℃を超えるとウレタン塗料の劣化が始まります。)
※ 電子レンジでのご使用は割れ・発火の危険性がございますのでお割け下さい。
※ コーティングを施しておりますが、素材は“天然木”ですので水に長時間浸け置きはなるべくお避け下さい。
2 – 6. 枡がベタついてきた!
お使いいただく中で、枡がベタついてくることがあります。
枡を気温や湿度が高い場所に保管すると、ヒノキに含まれている樹脂成分の「ヤニ」が表面に染み出します。
ヤニは木材にはつきもので、完璧に防ぐことは難しいです。
ヤニは無害ですが、べたつきが気になる際に、ふき取る方法をご紹介します。
【ヤニのお手入れで用意するもの】
・乾いた布もしくはキッチンぺーパー
・エタノールなどのアルコール
このペーパーとアルコールでべたつく部分を拭いてみてください。
これだけでべたつきが落ち着きます。
枡のヤニの対処法は、ますや公式YouTubeからもご覧いただけます!
3.注意点
※ 長時間にわたる洗浄や浸け置きはお控えください。
一晩水に浸すと、吸水することで膨張し、底と側面に隙間ができます。
※ 食洗機や乾燥機の使用はお控えください。
急乾燥は、 割れ・ヤニ・漏れの原因となります。
※ 食器用洗剤で洗うことはお控えください。
木の香りが消えやすくなってしまいます。
4.まとめ
今回は枡のお手入れ方法について、解説させていただきました。
①「すぐに水洗い、すぐに自然乾燥」
②「水気と乾燥にご注意」
この2点を抑えていただければいただくほど、長くお使いいただくことも可能となりますので
その点にお気をつけて枡を楽しんでいただけたら嬉しいです!